2018年10月27日本記事を書きました。
この記事は、こういった方に向けて書いてます。
- 来年就活の年だが、大手を目指した方が良いのか?
- 中小企業で働くの悪なのか?
- ベンチャーって響きはかっこいいけど実際どうなの?
就職活動や実際今も現職で働いている方の中で、こういったことを考えている人が多いのではないでしょうか?僕自身大学卒業後大手広告会社に就職しました。
しかし働いている中で、業務内容に違和感を感じて先月末退社いたしました!
で、世の中で言う零細企業と呼ばれる会社、
しかも立ち上げ半年の会社で現在働いているのですが、
その中で思うことも色々ありまして、
今回は大手と中小、零細と働き方について書いていこうと思います。
新卒入社で大手入社を目指すべきなのか?
これ良く考える人多いと思います。
特に大学三年生で次の就職活動に備えている大学生の方たちが抱えていることかなーっと思ってます。
僕も大学生時代は、従業員5,000人以上?
当たり前でしょ!売上高も高ければ高い方が良い!って感じでインターンシップや、
就職活動を行なっていました。
で、これに対して残念ながら答えはないです。
それぞれに考えていることや環境が違う中で統一性のある答えは準備できないです。
社員数1万人以上の広告会社に在籍してその後現在社員数5名以下の零細企業に在籍している僕が考えている答えは、
「大手で働かなくても別に良い」
個人的には別に大手で働かなくても良いなと思ってます。
これには色々と理由がありまして理由については、以下の通り。
- 中小企業零細企業に比べて成長スピードが遅くなる。
基本的に1万人以上の会社で、営業会社に就職しない限りいきなりに現場に配属されるって言うのはほとんどないです。
最初の半年ぐらいは、現場に配属されず社内研修や商品勉強会やマナー研修が、
ほとんで取引先のところに行って商談を行うってのはほとんどないです。
しかし、中小や零細の場合上記の様な流れではないです。
どの会社でも多少の商品勉強研修会や、マナー研修などはあると思いますが、
基本的には、
「現地で自分で勉強してこい」
この考え方が当たり前になっていると思います。
これが良いか悪いかは別として現場に出ずに半年を過ごすのと現場で半年過ごすのでは、半年後の成長スピード考えると当たり前に差が出ます。
「1年目から現場に出て成長したい!」
「同年齢よりも早く成長したい!」
こういった風に思われている方は、大手よりも中小、零細のがオススメです。
しかし考えてもらいたいのは、
これから長い社会人生活が待ってます。最初のスタート半年の違い、ここを本当に重要視するべきかどうかしっかりと自分で考えて答えを出してもらいたいなと思います。
- 企業の歯車になる可能性が高くなる
この表現の仕方について、正直悩みました。
どの組織に所属したとしても、所詮社長でない限り組織の歯車です。
その中でこの表現が適切かどうか迷いましたが、
他にうまい表現方法が思い浮かばなかったので、この表現にしました。
1万人以上の組織になるとそれぞれ役割分担が簡潔に整理されています。
例えば、めちゃくちゃざっくりとした表現ですがこんな感じですかね。
仕事を取ってくる=営業
商品納品管理=管理部
採用・研修=人事部
ある意味自分がどんな仕事を行えば良いのか明確になっているため、
仕事のやりやすさ、どこに力を注げば良いのかわかりやすく働きやすいです。
しかしながら、大勢社員がいるということは相当目立つ成績を上げない限り、
会社から評価されることは難しいです。
これが中小・零細だとこんな感じ
自分が主役で自分が動かないと誰も動かない
管理してくれる人も、残業時間を指摘してくれる人も零細企業の場合いません。
営業で取引先が新規で決まったとしても申込書の回収、製作会社への依頼、提案書のコンテンツ作成、人事系事務作業、ある程度の規模ある中小であればそれなりに確立はされていると思いますが、俗に言うベンチャーでは確立されていない場合が多いです。
僕が退職して、会社設立半年未満の会社に移動してめちゃくちゃ大変だな・・って
思ったことは、上記にある申込書作成、見積作成、人事系の事務作業、製作会社への依頼ここがめちゃくちゃ大変に今感じています。
前職であれば、取引先が新規で決まればあとは他の課に話をつけておけば勝手に申込書回収や請求書、製作会社との打ち合わせが終了しており、お客さんのところに行くだけでよかったのですが、このギャップに初め戸惑いました。。
ただ今まで誰かにやってもらっていた作業などを全部自分で行うことで、
それぞれがどんな仕事していたのか分かったと言う意味では成長していると感じてます。
また製作会社との打ち合わせでも、どんなコンセプトでこの広告を作ったのか、動画を作ったのか、って言うのをデザイナーと打ち合わせができるので勉強できてますね。
自分が動かないと決まる案件も決まらない、必然的に能動的な働きができています。
なので前述にもある成長スピードに差が出るって言うのはあながち嘘ではないと思います。
ここまで中小、ベンチャー寄りの記事になってしまいましたが、
大手のがよかったなと思う点をまとめます。
やっぱり中小、ベンチャーより大手のが良い点
-
スケールの大きなプロジェクトを経験できる
スケールの大きいと言うのは、取引額が1億円以上を超えてきたり、何千万って言う契約のことをここでは指します。
こういった大きな仕事を経験できるのはやっぱり、
大手のネームバリューや人員体制が整っていないと経験ができないです。
実際に大きな仕事に携わって、社会を変えていきたいと思う方は、
大手をやっぱり視野に入れていく必要があるのではないかなと思います。
-
しっかりとした研修を受けることができる
大手になるとそれなりの看板がありますから新人が取引先で迷惑をかけないように予めしっかりとした教育体制で研修を長い期間行います。
研修をしっかり受けてから社会人生活をスタートしたいと考えている方も、ベンチャーではなく大手に入社することを目標にして準備を進めた方が良いのではないかと思います。
-
親や親戚、先生、友人に褒められたい
親や親戚、先生、友人に褒められたいと考えている方はベンチャーではなく、
大手を目指すべき、なぜなら日本では大手で働くことが素晴らしいとされている風潮が昔からあります。
昔に比べて、ベンチャーのイメージが良くなった今はそこまで言われることは、
ありませんがそれでもやっぱり大手で働く方が親も嬉しく、友人たちからも凄いと言われるでしょう。
そこを目指すのであれば大手を目指した方が良いです。
大手で働くのがベスト?それとも中小?ベンチャー?まとめ
ここまで僕が経験してきたことを書いてきました。
実際に世の中でいう統一された答えがないので、一概には言えませんが、
今回書いた内容は参考になるのではないでしょうか。
今回の記事で伝えたかった内容としては、
大手で働くことが必ず正解ではない。と言うこと。
人それぞれ働きかたや性格も違う、違った分だけ働き方がそれぞれあっていいはずです。
みなさんが目指す働きかたができる企業規模を選びましょう。
僕はたまたま自分がやりたいことが大手ではなかったので、
今回新しく従業員数5名以下の会社に移動しました。
万単位の会社から、数人規模の会社に移動したので、
記事にも書いた通り、事務作業や営業方法でも戸惑いや嫌な思いをしたことも多くありますが、苦笑。それでも今自分が成長しているという感覚はあります。
万単位の会社では経験することがなかったことを経験しているので、
これは自分にとって財産になると信じて今会社が大きく成長できるように、
頑張っています。
みなさんも自分が一番働きやすい、働きたいと思う会社が見つかるように願っています。
きっとあるはずです。
それでは誰かの参考になると幸いです。!
ではまた
パンダより。