本記事は2019年8月31日に記事を執筆しました。
「大勢の人前に立つと声が急に出なくなる」、「話そうと思っていた内容が飛んでしまう。」
そんな経験ありませんか?
一説によると、日本人の8割が「あがり症」と言われています。
なので、人前に立って緊張してしまい本来のパフォーマンスを発揮することができないのは、自分が悪い…と思う必要は一切ありません。
そんな日本人の多くが悩む「あがり症」ですが、実は筋トレで克服することができるということはご存知でしょうか?
先に結論をお伝えすると、筋トレを行うことで体内にある変化が生じて自分に自信を持つことができるようになり、結果的に人前でも堂々とすることができるようになります。
あがり症特有の「過緊張」をすることがなくなり、人前でも自分の意見を伝えることが可能です。
本記事では、
- 大勢の人前でも自分の意見を話したい!
- 堂々とした立ち振る舞い、雰囲気を出したい!
- 「あがり症」を克服したい
- 人前で緊張して恥ずかしい思いをしたくない
このような悩みに対して情報を発信していきます。
それでは、なぜ筋トレであがり症は克服することができるのか、あがり症を克服することができるオススメの方法を紹介していきます。
それでは宜しくお願いします!
そもそも「あがり症」とは何者?病気なのか?
あがり症を正しく理解せずに話を進めていくと、自分の症状とは違った!ということにもなり得ないのでまず「あがり症」とは何者なのかということを解説していきます。
まずお伝えするべき内容として、「あがり症」は病気ではありません。
「症」という文字が付いているので健康を害するような病気のイメージをもたれる方も多いのですが、病気ではありません。
そして生まれてすぐに「あがり症」になるかというと、そうではなく生まれた後の「生活」、「生い立ち」、「環境」が深く関与しています。
つまり、先天性ではなく後天性ですね。
育ってきた生い立ちによって人前に立つと異常に緊張してしまったり、人前で堂々とすることができない…という事態になります。
あがり症と一言で言っても「ピンっ!」とこない方もいると思うでよくあがり症と言われる方の特徴を紹介します。
あがり症の具体的な症状や特徴は?
あがり症と呼ばれる人の特徴や症状は以下の通りです。
- 人前に立つと声がでなくなる
- 大勢の人がいると息が吸いづらくなる
- 人を前にすると話したいと思っていた内容が話せなくなる
- 声が震えてしまう
- 相手の目をみることができず、キョロキョロしてしまう
- 大勢の人がいるとオドオドする
このような例を挙げることができます。
もし一つでも当てはまる内容があれば、あなたは「あがり症」の可能性があります。
プレッシャーが強く掛かったり、他人から期待を寄せられることで過緊張を引き起こしてしまい上記のような症状が発生することを「あがり症」と読んでいます。
あがり症が現れてしまう理由とは?
あがり症が現れてしまう理由について簡潔に説明をしていきます。
何となく大勢の人がいると緊張してしまって、普段のパーフォマンスを発揮させることができないのでしょ?と思っていませんか?
「大勢の人」がいるとなぜ緊張してしまうのかというと、実は「脳」の働きがとても密接に関係しています。
それでは解説をしていきます。
まず人は誰しも緊張をすると強いストレスを感じます。
ストレス自体は、集中力を高めたりする効果があるため全て害という訳ではありません。
緊張したときの不安感やストレスによって、私たちの体はこれから戦いが始まるよ!集中して臨まないとダメだよ!というのを知らせてくれます。
脳が身体に知らせてくれると、血圧が上昇したり、体が震えたり、ドキドキしたりするというメカニズムになっています。
あがり症は筋トレで克服できる理由は?
ここまであがり症がなぜ発生するのか、あがり症とは何者?という部分に感じてお伝えしてきましたが、ここからは筋トレで克服する方法について紹介をしていきます。
まず「あがり症」を筋トレで克服できる理由は以下の通りです。
- 筋トレでセロトニンの量を増やせる
- 体が引き締まることで自信が付く
- メンタル(精神面)が強くなる
このような理由によってあがり症を克服することができます。
逆に相手を緊張させてしまう人の特徴をまとめてます。
それぞれ詳しく解説をしていきますね。
① 筋トレでセロトニンの量を増やせる
まずセロトニンとは、三大神経伝達物質(ノルアドレナリン・ドーパミン・セロトニン)のひとつです。
脳はストレスを感じると、神経を興奮させる働きがある「ノルアドレナリン」の働きを抑制させるためにセロトニンを分泌させます。
セロトニンは、別名「幸せホルモン」と呼ばれるほど人の精神面を支える重要な仕事を行ってくれています。
筋トレをすると、セロトニンの分泌が多く行われます。
結果、人前でスピーチをしたりする場面で緊張したとしても「セロトニン」のおかげで緊張が和らぐということです。
② 身体が引き締まることで自信がつく
見た目がゴツかったり、美しいスタイルだったりするととそれだけで、他人からみたときに「自信」があるように映ります。
筋トレをすることで体を大きくなったり、細く美しいスタイルへ変化することで、自分も自信がついてきます。
実は筋トレをすることで「テストステロン」が多く分泌されるようになります。
テストステロンは男性ホルモンの一種なのですが、分泌が増えるとチャレンジ精神が旺盛になったり、相手をリードしていく姿勢に変化したりと前向きな性格へ変わっていきます。
また、やる気を出させる物質(ドーパミン)とも密接な関係があり、テストステロンの量が増えるとドーパミンも増えるという仕組みとなってます。
テストステロンが多く分泌される身体に変化することで、「あがり症」の「オドオド」して自信がないような立ち振る舞いから、胸を張って、堂々としているような雰囲気(オーラ)を出せるように変化することでしょう。
ちなみにテストステロンが多く分泌されるようになると、男女問わず「モテる」ようになります。気になる方は、こちらの記事どうぞ。
③ メンタル(精神面)が強くなる
あがり症の共通する点としてメンタルが弱いということが挙げられます。
つまり人前で立つとオドオドしてしまい、緊張して自分の言葉を話せなくなるということですが、メンタルが強い人であれば「その場の雰囲気を楽しむ」ように脳の思考を変化させていきます。
筋トレをするとメンタルは強くなります。
理由を簡潔にお伝えすると、
- 忍耐力が強くなる
- 辛いことがあっても継続する力ができる
- 見た目が変化することで自信がつく
- セロトニンやテストステロンの分泌が増える
- 自信のあるオーラ(雰囲気)を得ることで他人から頼りにされる
このような理由を挙げることができます。
筋トレをすることでメンタルの強化は確実にすることができます。
「筋トレはちょっとなー」という方は、ランニングはどうでしょうか?
ランニングなら特別な器具も必要なく、いますぐに始めることができます。
詳しくはこちらの記事にてどうぞ。
関連記事:【ランニング効果】メンタルを強化したいならランニングでOKです
あがり症は筋トレで克服!【まとめ】
記事の冒頭でもお伝えしましたが日本人の8割は、「あがり症」です。
誰しも人の前に立つと上手く話せなかったり、おどおどしてしまった経験は一度はあるはずです。
しかしそこから自分なりに訓練をしたり、メンタルを強くして回数を重ねることで「あがり症」を克服していくのですが、その最短の道として「筋トレ」をオススメしたいです。
本記事の内容をまとめると、
- 筋トレをすることでメンタルが強化される
- 筋トレをすることで自信がつく
- 筋トレをすることでストレスに負けない身体になる
筋トレをすることでこのような効果を得ることができます。
その結果、あがり症の原因を解決していくこと可能となります。
あがり症の原因を一つずつ解決ができるのは、筋トレの最大の強みです。
筋トレの見た目の変化は、約1ヶ月〜3ヶ月必要です。
しかし、精神面(メンタル)の変化は筋トレを行なった即日に効果を実感することができるでしょう。
関連記事:【筋トレ1ヶ月の効果】筋トレ1ヶ月で効果を感じることはできるの?
重度のあがり症の人も筋トレをすることで一気に変化したという話もあります。
(私がそうだった…)
まずは手軽に始めることができるランニングから始めてみてはいかがでしょうか?
それじゃあまた!!