求人広告営業マンは休日をしっかりと休めることができるのか実話を元に『働き方』を紹介していきます。
本記事は具体的に、
- 求人広告営業マンの働き方の紹介
- 休日はしっかりと休めるのか?
- 将来性
このような内容の情報を発信していきます♩
どうも!求人広告営業を2年以上してきたパンダです(@yutoriseedaiii1)
最近ニュースで『人材難』に関する出来事を聞かない日はないぐらいどこの業界も人が足りていないを感じます。
同時にテレビのCMでは、転職をオススメするようなプロモーションがとても多いです。
転職サイトや就職サイトを運営している会社の営業マンのことを『求人広告営業』と呼びます。
激務で有名な求人広告営業ですが、実態はどうなのかマイ◯ビやパーソルキャリ◯に勤めていた私が実態を本音で解説していきます!!
【結論】求人広告営業マンは激務です。
もう先にこの記事の結論を紹介しようと思います。
求人広告営業マンは、滅茶苦茶な働き方をしているケースがほとんどで超激務です。
今あなたが求人広告営業と他の業種で内定を貰っていて仕事をどちらにするか迷っているということであれば間違いなく他の業種で頑張ることをオススメします。
(どうしても求人広告をやりたい!場合を除く)
1日の仕事が終わる時間の目安は、夜の23時〜0時ぐらいが基本です。
ノー残業デーや何やらで早く帰れる日もありますが、やっぱり自宅に持ち込みや次の日にしわよせがきて結局鬼のような働き方をする必要があります。
ただし休みは多いです!!
なぜならBtoBがビジネスモデルになってる会社が非常に多いので、土日はお客さんもやっていないので幸いにも休めますね。
しかしこのようなサービスを展開している会社は、土日も出勤する必要があるかもです。
- 人材紹介事業
- アルバイト採用用の求人広告事業
- 派遣事業
人材紹介や派遣は求職者との面談や派遣登録を行う必要があるため、土日に出勤をして実施する場合もあるそうです。
アルバイトやパート採用向けの求人広告を展開している企業は、土日もあるかもです。
なぜなら飲食店は『土日』もやってるから。
私は、新卒、中途、アルバイトの全ての求人広告を販売してきましたが、正直アルバイト採用の求人広告販売が一番メンタル的に嫌でした。
結論、求人広告営業は基本土日は休める!
そして、休日出勤はほぼ存在しない。と考えてもらってOKです。
ここからは、
なぜ、そこまで求人広告営業マンが激務なのか理由を紹介していきます。
定時内は永遠とテレアポ【激務な理由①】
人材系会社の顧客開拓方法は、テレアポ9割の1割問い合わせって感じです。
人材系会社というのは、
- 求人広告のメーカー又は代理店
- 人材派遣・人材紹介
- 他人材にまつわる事業を展開
このような企業のことを指します。
全国には3万社以上の人材系企業が存在するため、『待ちの姿勢』だと誰からも問い合わせが入ってこないんですよね。
これは私が大手で勤めていたので分かるのですが、大手で滅茶苦茶高いプロモーション費用を投下しても問い合わせは、一切入ってこないです。
一切問い合わせが入ってこないということは、自ら開拓する必要があります。
そのため定時内は『テレアポ』を強制する会社が多く事務処理が定時内に終わらせることができず、残業に繋がってしまうことは日常茶飯事です。
無駄な事務処理が多い【激務な理由②】
実は意外とアナログな社内システムを使っている企業が多いです。
申込書処理の方法、求人広告の原稿作成、取材撮影、デザイン、求人原稿出稿、応募効果測定、オプション商品の設定、etc
非常にやることが多岐に渡り、かつ事務処理が多いため残業で遅くまで残ることが多いです。
例えば、中途採用サイトを利用して貰ったお客さんが購入した、もしくはキャンペーンで付与されたスカウトメール(求職者に企業からメッセージが送れるサービス)を無料で営業が代行して送信することなんて多々あります。
1人あたり30社〜60社担当することはざらにあるので、1社ずつそんなことしてたら帰れるはずがないですよね。笑
社内の平均年齢が若い【激務な理由③】
以下は、人材業界の各データをまとめた情報になります。
平均年齢が36歳という若さで、平均勤続年数も5.7年と非常に短いです。
・市場規模:1兆1895憶円
・労働者数:21942人
・平均年齢:36.0歳
・平均勤続年数:5.7年
・平均年収:486万円
引用元:『業界動向.SEARCH.COM 』
『これがなぜ激務な理由に繋がるんだよ!!!』と思われるかもしれませんが、理由は以下の通りになります。
一般的な企業であれば、35歳〜ぐらいから管理職となってマネジメントを行なっていくこととなります。
しかし求人広告会社では、前述済みの通り『転職』が盛んです。
となると、ある程度の知識を得た人間から転職をしてしまうので会社にノウハウが一切溜まりません。
新卒で入社して3年で課長や部長になることもあるぐらいです。
確かに昇進するスピードが早いのは魅力的ですが、部下をしっかりマネジメントができるかという面では最悪です。
教育できる人間がいないので分からないまま、仕事をする人が多くなり残業が慢性的になっている職場は非常に多いです。
後は若い人が多いので『メリハリ』をつけず働いていることもあって、仕事が長引いている部署も実際にありました。
求人広告営業マンの将来性について【まとめ】
ぶっちゃけ、求人広告営業マンに未来はないです。
これは業界の未来、営業マンの個人としての未来の2種類から答えを出しました。
現在求人広告のサービスは飽和している状況です。
どんどんと似たような求人広告サービスが出てきています。
そして、『求人広告を出稿したとしても人が取れない。』
完全にビジネスが破綻している状態なんですよ。
これまでは広告を出すと少なからず反応はあったが、今は100万出しても応募ゼロというのはよくある話です。
そうなってくるとユーザー(クライアント)が求人広告業界から離れていくのは明白です。
そして求人広告営業は、御用聞きでも売れる営業になれます。
異常な売り手市場や人材不足によって慢性的な課題になっている企業や店舗は非常に多いので、広告の機能だけサラッと説明して、相手の言うことをヘコヘコ実現させてあげれば受注できる状況です。
この一連の流れに成長をできそうな場面がありましたか??
営業というものは、提案を通してクライアントさえ気付いていなかった課題を解決に導いていくのがソリューション営業だと考えています。
つまり、営業として成長することは一切ないので個人としても将来性はなしです。
後付け加えるとすれば、今後2020年を境目に景気が後退する予測が各地で挙げられています。
景気が後退すると真っ先に打撃を受けるのは人材業界です。
このような理由もあって将来性が人材業界にはないと考察しています。
それでは!またパンダより。