2019年9月5日に記事を執筆しました。
「アウトプットの量日本一」と言われている精神科医の「華沢紫苑」さんの「OUTPUT学びを結果に変えるアウトプット大全」の書評と要約を行なっていきます。
本記事では、
- これから「アウトプット大全」を購入するか迷っている
- 「アウトプット大全」がどのような内容か先に知りたい
- 効果的なアウトプットの方法がわからない…
このような悩みに対して情報を発信していきます。
結論からお伝えすると、「教科書に乗っても良いのでは…?」と感じるくらい最高な良書でした。
普段から本を読んだり、勉強したりとインプットを多くしていると感じている人は、ぜひ本書を手に取って効率的に「アウトプット」できる力を身につけることをオススメします。
- 「学びを結果に変えるアウトプット大全」の基本情報
- 「OUTPUT/学びを結果に変えるアウトプット大全」の書評
- 「OUTPUT/学びを結果に変えるアウトプット大全」を読むべき人
- 「OUTPUT/学びを結果に変えるアウトプット大全」まとめ
「学びを結果に変えるアウトプット大全」の基本情報
それではまず「学びを結果に変えるアウトプット大全」の基本情報をまとめていきます。
書名 :OUTPUT 学びを結果に変えるアウトプット大全
監修 :樺沢紫苑
出版月 :2018年8月3日
出版社 :サンクチュアリ出版
定価 :本体1,450 +税
監修の櫻井 弘氏のプロフィールを続けて紹介します!
樺沢 紫苑 氏
1995年、札幌生まれ。SNSやメールマガジン、書籍、YouTubeを通してのべ40万人に対して精神医学、心理学、脳科学の知識を分かりやすく毎日情報を発信している。
「日本一、情報発信する医師」として活躍している。
樺沢 紫苑氏は、月に20冊以上の本を読むという生活を30年以上けいぞくしている読書家で、ほぼ毎日情報を分かりやすく発信している実績からも筆者の能力は疑う余地がございません。
それではここから「学びを結果に変えるアウトプット大全」の書評、要約に進んでいきます。
「学びを結果に変えるアウトプット大全」の要約まとめ
本書の要点をまとめると以下3点になります。
① 人生を変えるのは「アウトプット」だけ
② アウトプットは運動である
③ まずできることから始めてみよう
それではそれぞれを解説していきます。
① 人生を変えるのは「アウトプット」だけ
「人生は、アウトプットで変わります。
仕事や勉強をアウトプット中心に切り替えるだけで、あなたの自己成長は飛躍的に加速し、計り知れない能力を発揮することができるのです。」
(学びを結果に変えるアウトプット大全 P7より引用)
本書でアウトプットは、「人生を変える」ということを何度も繰り返し文章として伝えられています。
インプットした知識を自分以外の人に対してアウトプットしなければ、勉強した内容はただのコレクションになってしまいます。
また、人は忘れやすい生き物であるため、得た知識を外に出力しなければ「知識を忘れて」しまうという事態に陥る可能性があります。
1つ目を要約すると、人生を変えたい、成長したいと思うのであれば本や動画をみて学ぶだけでなく積極的に「アウトプット」していく必要があります。
② アウトプットは運動である
アウトプットと言うと難しそう…と思われるかもしれませんが、難しくはありません。
本や動画を読んだあとにツイッターやブログ、友人や家族に「書く」、「話す」ができればそれはもう良質な「アウトプット」です。
一番「記憶定着」するのが「運動性記憶」がカギを握ります。
いちど自電車に乗れるようになると、普段練習していなかったとしても、普通はいつでも乗れますよね?
それは体が自転車の乗り方を覚えているため、自転車に乗る練習を普段からしていなくても乗れてしまいます。
それと同じくでアウトプットをするときには、口や指、腕の筋肉を使って話したり、書いたりを我々はしています。
繰り返しアウトプットを行うことで「知識は定着」します。
何度も何度も繰り返しアウトプットを行いましょう。
アウトプットは運動と同じなので、練習をすればするほど知識が定着して活用することができるようになります。
③ まずはできることから始めよう
本書には合計70以上の「アウトプット」方法が紹介されています。
その全てが誰もができるような内容が紹介してあります。
例えば、「ツイッターで文章を書く」、読んだ本を親や友人へ「1分で紹介する」、「YouTube動画を撮影する」、「人に指導をする」このような方法が挙げられます。
無理をしてYouTube撮影をしてアウトプットを「挫折」してしまっては、本末転倒の結果になってしまいます。
まずは自分ができそうだな、継続できそうだなと思えるアウトプット方法から始めるというのが重要です。
「OUTPUT/学びを結果に変えるアウトプット大全」の書評
ここまで本書の要点に関して解説をしてきました。
ここからは、「OUTPUT/学びを結果に変えるアウトプット大全」の書評を紹介していきます。
書評①:「OUTPUT」は何があっても続ける
書評②:とにかくやってみる
こちらの内容もそれぞれ解説を進めていきますね!
書評 ①:「OUTPUT」は何があっても続ける
本書の言葉を借りると、「ビジネスにおける究極の成功法則は『続ける』ことです。とにかく、続けないと結果は出ません。」
継続することが成功のカギと言われても実際に物事を継続して取り組むことができる人は、非常に少ないです。
しかし、本書では継続できない方を対象にして「どうすれば継続しやすい人」に成長できるかという点をとても分かりやすく解説してくれています。
書評②:とにかくやってみる
「まずやってみる」と行動を起こすことができる人は、仕事もプライベートも成長、成功するスピードが他の人と比べて非常に早いです。
とにかくやってみることで「壁」にぶつかる回数は、挑戦をしなかった人と比べると多くなります。
壁にぶつかる回数が、多い結果あなたはその度に「成長」することができるのです。
「でも…」、「失敗したら…」と考えてしまい挑戦することを忘れてしまっている方がもしいらっしゃいましたら、まずはやってみましょう、挑戦してみませんか?
「OUTPUT/学びを結果に変えるアウトプット大全」を読むべき人
「要約」、「書評」についてこれまでお伝えしてきました。
ここでは、学びを結果に変えるアウトプット大全を読むべき人を紹介します!
オススメしたい方は以下の通りです。
- 本をいつも読んでいるが自分の力になっていない気がする
- インプットの量が多くアウトプットの方法が分からない
- 効果的なアウトプットの方法を知りたい
- 自己成長をしていきたいと考えている
- 将来はお金持ちになりたい
- 文章力、発信力を身に付けたい
このようなことを思っている方は、本書を読み進めることで悩みや目標を達成することできるようになるでしょう。
本書は、ビジネスのみに応用できる内容になっている訳ではなく、プライベートや人生の生き方においても「応用」することができる本となっております。
…アウトプットは大切と言われるけど、何だかんだ「方法が分からない」という悩みを抱えている方はぜひ一度手に取ることをオススメします。
「OUTPUT/学びを結果に変えるアウトプット大全」まとめ
本記事のまとめです。
私は本書を読むことで「人生が変わった」と思います。
なぜならこれまで私は本を読んだり、動画で有名な人の人生論を勉強したとしても得た内容が自分の知識になっているかと考えたときに全く身になっていないと感じていました。
本のタイトルでもある「学びを結果に変える」この言葉の通りで学んだ内容を結果に変えなければお金を支払って本を買った意味はなく、ただの「自己満」になってしまいます。
私はこれまでただの自己満で生きてきましたが、本書を得て正しいアウトプットを知り少しずつ継続することで「結果」がではじめてきています。
例えば、
- ツイッターのフォロワーや反応率が高まった
- ブログの月間PV数が2万に到達した
- 会社でコミュ力高いねと評判になった
このような成果を挙げることができます。
もちろん本書を読んだら全員がこのような結果を生み出せる訳ではなく、「継続」することができた人のみ「成長」、「成功」することができるのだと感じております。
まずは本書を手に取ってその内容をSNSや友人に紹介するという行動を取るだけでもあなたの人生は少し成長した方向に進むことができると思います。
それじゃあまた!!
アウトプットした内容を相手にうまく伝えるコミュ力や雑談力を磨きたい方は、こちらの本をオススメしています。
関連記事:【雑談力を磨きたいあなたへ】「誰と会っても会話に困らない雑談力ノート」の書評と要点まとめ
SNSやブログを使って「文章」でアウトプットをしていきたいと思う方向けの記事はこちらです。
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