とりあえず3年が過ぎたので私がこれまで体験してきた3年間を振り返るのと同時に1年目、2年目の社会人に対して3年働く意味がない理由を紹介していきます。
本記事は2019年7月30日に執筆しました。
皆さん、こんにちはパンダです(@yutoriseedaiii1)
元々わたしは、採用コンサルティング会社に新卒で入社してその後人材関連の会社を転々としたのちに今は企業の人事採用担当として日々採用活動を行っている人です。
このサイトでは、就職、転職に関する記事を他にも執筆して情報発信してます。
例えば、【就活を失敗する特徴】100人以上面接した中で見つけた失敗する10個の共通点を紹介! - 【役に立つブログ】PandaBlogこんな風に書いているので良かったらまた見て見てください。
今回具体的には、こんなことを皆さんに発信していきます。
- とりあえず3年は何の3年なのか
- 3年働いたら何が残る
- いますぐ辞めるべき人の特徴
- 3年働くべき人の特徴
- 私はどう動いたか
5つのポイントについて解説を進めていきます。
新社会人を控えている、現在社会人1年目〜3年目の方々の『働く』悩みを解決できるようなコンテンツとなっております。
それではどうぞ宜しくお願いします!
とりあえず3年はどんな意味があったのか?【考察】
大学時代内定が決まったと親、親戚、お世話になった方々に報告をすると、口を合わせるかのように『とりあえず3年は今から我慢して働かないといけない』、『3年後が楽しみ。』と言われました。
とりあえず3年ってなに???
結論ですが、私は『とりあえず3年』は社会人として一人前になるスピードを表していると考えています。
ただぶっちゃけ、過去の大人が簡単に退職させないために作った言葉だろうなと思ってます。
ここから、私なりにとりあえず3年と言われている意味を解剖します。
1年目:社会人生活・ビジネスマナーを知る
2年目:少し仕事ができるようになる・目標が与えられる
3年目:後輩も多くできてきて相談に乗る・仕事の流れが理解できる
つまり、大人が『とりあえず3年は働け』というのは社会の流れを知るのと同時に自社の色に染める、辞めにくくするためであると推測できます。
ちょうど3年目になる頃には後輩もできてきて、居心地も良くなってきます。
そして仕事の流れも理解しているので、他の会社に転職するのがリスクと感じることもあるでしょう。
【3年同じ会社で働く3つのメリット】
- プチ退職金が発生する
- 一定のノウハウを得ることができる
- 仕事の実績ができる
3年間同じ会社で働き続けることで少額ではありますが、退職金が発生する企業も実は多いです。
もちろん3年間仕事をしてきているので、一定のノウハウも取得できますし仕事の実績や肩書きを得ることも人によっては可能です。
営業ならトークスキル、事務系であれば、資料作成能力や入金出金業務etcです。
【3年同じ会社で働く3つのデメリット】
- 上司がクソすぎる場合メンタル崩壊
- スキルが身に付かないところだと最悪
- ブラックな環境が当たり前になることも
まず前提としてこのデメリットの条件は、『ブラック企業』の場合です。
超ホワイト企業に入社している又は超やりがいのある職場だ!と思っている方には当てはまらない内容です。
ブラック企業で3年間を我慢して働いた場合には、メンタルが崩壊して最悪うつ病になって転職もできなくなってしまいます。
スキルを身につけることができない職場、単純作業が多い、指示された内容しか仕事ができないだと結構キツいです。
3年間をブラックな環境で過ごしてしまうと『当たり前』と感じてしまう場合もあります。
ブラックな環境を当たり前に感じるのは結構マズくて完全に企業に染まりつつあります。
とりあえず3年働かなくては転職できないのか?
答えは、ノーです。
3年間働かなくても仕事を変えることは可能です。
昨今徐々にですが、3年以内に退職して別の会社に移る人の数が増えてきています。
ここまで読み進めて貰えた方の中には、『よし。じゃあ俺も仕事辞めて別の会社に行こう!』と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
3年働かなくても転職することは可能です。
しかし、転職すべき人と転職すべきではない人の2種類にわたしは、分けることができると考えています。
3年以内に転職すべき人の特徴
- 月の残業時間が50時間以上
- 休日休暇が105日以下で休日出勤があたり前
- 社内の人の出入りが多い
3つのポイントに当てはまる人は、転職を検討することをおすすめします。
無理に会社へ残っていると辞めづらくもなりますし、メンタルを病ませてしまう恐れがあります。
そんな職場はサクッと転職してしまいましょう〜!
3年以内に転職すべきでない人の特徴
- 残業が多くてもしっかりと休める環境がある
- 具体的な仕事を任せて貰えている
- 上司や先輩が尊敬できる
会社の環境が良い方は仕事を変えたいと思っても、転職しない方が吉です。
ぶっちゃけ3年以内に転職することは余裕で可能です。
しかし、能力があるかと言えば社会人としての能力はほぼ皆無です。
ホワイトな環境で働けるのであれば、まずは自分の社会人能力を上げることに注力することをおすすめします。
【とりあえず3年で3回転職した体験談】
とりあえず3年の3年が過ぎました。20代中盤の人事ブロガーです。
振り返ってみてまず思うことは、『転職しすぎた』です。
ぶっちゃけ、3社転職するプランは私の人生設計には構想されていませんでした。
3社経験してみて思うことは、まずよっぽどの環境じゃない限り1社目の会社で社会人としての基礎能力を身につけることは重要かなと思ってます。
もちろん超劣悪な環境だったら、迷うことなく転職すべきであって別にとりあえず3年は残れとは言っていないです。
ただ私が転職するときに色々な面接官と話して感じることがありました。
具体的には、
- またすぐに辞めるんだろ?
- 根性なさそう
- 社会人としての基礎能力なさそう
こんな風に面接官、企業から評価されていると感じました。
つまり、ある程度規模がしっかりしている優良企業から内定もらうのは、滅茶苦茶ハードです。
社会人としての基礎を3年で身につけてそして、転職するのが一番キャリアアップには繋がると考察しています。
今の劣悪な環境を変えたい、このままだとメンタルが終わる!というような緊急な転職の場合は、特に気にせず転職してOKです。
今あなたが苦しんでいる環境よりは良い待遇の会社がほとんどですし、少し休んだってOK。
とりあえず3年の3年が過ぎた人は、そろそろ転職を考える必要がありです。
一般的に3年目〜5年目が一番転職がしやすく、年収も上がりやすい年齢になります。
まずは今のあなたの市場価値などを調べておくと『いざ』というときに助かりますよ。
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診断サイトだけでなく、転職サイトとしての利用も可能なのでおすすめです。
ちなみに登録をしておくだけで企業からスカウトメールが届くので、どんな会社が自分に興味を持ってくれているのかを判断するためにも登録をしておきましょう〜。
それではまた!!
終わりっ!!パンダより(@yutoriseedaiii1)